連投 僕のディズニー
病院の待ち時間は長い。仕事柄それはよく分かっているので、病院に行く時は暇つぶし道具をたくさん持って行きます。
時間があるので、僕のディズニーを書いておこうと思います。備忘録みたいなものです。
子供の頃から、ディズニーは身近にありました。親がカーペンターズやイーグルスなどを好み、ベルばら好きということもあって、アメリカ生まれのキャラクターグッズはわんさかありました。
父親もディズニーランドが大好きで、一年に一度は、家族で出かけていたのを覚えています。
イッツアスモールワールドが流れる、手回しのオルゴール。宇宙服を着たミッキーが描かれた、簡素な紙のカバーがしてあったもの。それが宝物でした。
ディズニーファンティリュージョンを見て、ミッキーの乗るあのフロートがとにかく凄かった印象があります。
家に帰って、レゴで作って遊んでいたくらい、パレードが好きでした。ちゃんと作れてたかどうかは、怪しいもんですけどね!笑
家族が上手くいかなくなり、一家離散。九州に行く13歳。その数年前から、もう出かけることはなくなっていました。
九州に行くと、貧乏生活のスタートとなり、ディズニーランドに行きたいという気持ちは全く芽生えることなく、田舎暮らしをしていました。
そんな中でも、レンタルビデオ屋に行くと、沢山の映画の中に2、3本はディズニー作品があるのは当たり前でした。その頃自分は自覚がなかったのですが、根っからディズニー好きだったようです。
もちろんキングダムハーツもやり込みました。バイト代を少しずつ貯めて、中古で本体とソフトを買ったものです。
高校の修学旅行でディズニーに行くことがあったのですが、周りの人間が嫌いで、ディズニーランドの中でも実に傍若無人。10年弱の再訪問は、全く楽しくなく、むしろ悪印象。確かハロウィンだったのですが、パレードが見たいと思っていたものの、グループは全員アトラクションに…カヌーのループがしたいからと付き合わされたのを覚えています。
カヌーいつも混まないじゃん…
夜は雨で、エレパレも中止。花火も上がらずなんだ今日は!これならシーがよかったわい!と思ったものです。
そうこうして就職、関西に出てきたのですが、食事もできず寝ることもできず、休みもないのに毎月お金はカツカツ。そんな日々で体調を崩し、生まれつきの脚の持病も見つかり、ディズニーなんて頭にも上りませんでした。
職場を変えた翌年、前職場の仲のいい同僚が、ディズニーランドにハマってるんだ、一緒に行かないかと誘ってくれました。
それが2014年、30周年の翌年にあたりますね。
実はそれまでに、2012年、ディズニーシーに訪れているのですが、当時付き合っていた恋人と1日だけ許可をもらって行きました。
個人的にはものすごく楽しくて、ファンタズミック!に涙を流して感動したのを覚えています。とはいえ、個人手配でバラバラに取った旅行ということもあり、無駄なお金を払っており、とにかく高かった。
それがあるから、ディズニー高いんでしょうと渋った。友人は旅行会社の単色刷りプランを予約してくれて、かなり安い金額でいける事を知ってしまいました。その時泊まったのは、クラブリゾートだったと記憶しています。
楽しいこと続き。キャラクターグリーティングの楽しさを教えてもらい、イースターパレードの華やかさ、ワンスアポンアタイムのこだわりや迫力に圧倒されました。
アトラクションも、夜に集中すればたくさん乗れることを教えてもらい、昼間はゆったり過ごすという、今ではお決まりのパターンも、とにかく新鮮でした。
自分だけでも何度も行くようになった今も、ディズニーは変わらず大好きです。
アナ雪やモアナ、ベイマックスなど、大好きな映画も増え、今後の展開に期待が膨らみます。
香港を訪ね、ディズニーの楽しさと、東京のありがたみ、自分の国にディズニーパークがある素晴らしさを感じました。
満足度の低下や、顧客層の変化、変質、世の中のニーズの変化や災害など、色んなことがありますよね。
35年も同じコンテンツ、しかも他人のもので勝負するって大変なことだと思います。自分の考えや金銭が、大好きなものに反映されるといいな、なんてことも考えます。
僕は株主などではないですが、求めるものには対価を支払って、応援する、良いお客さんでありたいな、といつも考えています。
過度なサービスへの期待、ワガママは、お客さん自身が選ばれる時代であることを考えると、ディズニーに限らずわきまえるべきだと思います。
そんな中で、アトラクションキューラインの雨除けや、入園チケットのデジタル化、電子マネー使用、ディズニーJCBやファンダフルの特典の調整など、思うところはたくさんあります。
ショーの使い回し感もそうですよね。
エレパレなんかはうまい更新とは思います。更新もしやすいですもんね。
願わくば、もう一度キャッスルショーが見たい!という希望はあります。
ハーバーショーがその役を担っているとは感じますが、シンデレラ城はやっぱり特別なんですよね。
お城の前でのセレモニーやショー。香港のように小規模でも良いと思うのです。
プロジェクションを盛大に使ったキャッスルショーなんて、素敵だなとは思います。
経済的なこと、体験ゲストの数の限界や地蔵などのオタク組の問題など色々あるのでしょうね。アーリーチケットの転売なんて事もあるみたいですし。
不満という不満ではなく、客として肌で感じる困ったな、なので、何も偉そうには言えません。
でも、自分の出来る形でディズニーを応援して、自分も新しい発見や、希望を見出すコンテンツを大事にして行きたいと思います。
パークに関しては今後、バケパを年に2回だけとか使って、一回一回を大事にしたいと思います。
混雑嫌だし、並ぶの大っ嫌いだからね笑